ADKをインストールしよう!
ADKを用いることで、より細かなエージェントの設定を行ったり、外部のLLMとの連携を設定するなど、エージェント・ビルダーから設定する以上の様々な機能を利用することが可能です。 このLabではADKの導入方法について説明します。インストール手順の詳細についてはADKの公式サイトを参照してください。
仮想環境の構築
ここでは、windows上のマシンに、Visual Studio Code上のターミナルからvenvを用いて仮想環境を構築する手順について説明します。
Note
環境を構築するフォルダについてはC:\adkを用い、pythonの3.11以上が導入済みの環境の前提とします。
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新規ボタンをクリックし、以下の変数を定義してください。この変数はPYTHONのデフォルト・エンコーディングを指定するものです。
- 変数名:PYTHONUTF8
- 変数値:1
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Visual Studio Codeを起動します。フォルダが開かれていない場合は、ファイル>フォルダーを開くより、C:\adkフォルダを選択して開いてください。

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ターミナル > 新しいターミナルを選択しターミナルを開きます。
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以下のコマンドで、venvを作成します。
python -m venv venv -
venvをactivateします。
## windowsの場合 . ./venv/Scripts/activate ## mac/Linuxの場合 source ./venv/bin/activate
ADKのインストール
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adkをインストールします。
pip install --upgrade ibm-watsonx-orchestrate
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以下のコマンドでインストールの確認をします。
orchestrate --version
- ヘルプも確認してみましょう。
orchestrate --help
お疲れさまでした!
このLabでは、windowsでvenvを用いてwatsonx OrchestrateのADKを導入する手順について学びました。


