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営業支援のユースケース

営業支援のユースケースを想定して、watsonx Orchestrateでの実践的なエージェント作成について学びます。

実装シナリオ

下記の業務シナリオを実装します。

お客様名を検索→新規案件を登録、Slackで共有

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エージェント作成のヒント

エージェントでの 会話フロー例 です。以下のイメージの通りにならなくても問題ございません。
モデルは GPT-OSS 120B-OpenAI(via Groq) を使用しています。
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Note

お客様名は「AA銀行」もしくは「BB自動車」で検索してください。
また Slack へのメッセージ送信に必要なチャンネルIDは "C08NG6VCCE7" に指定してください。


案件が作成されると、Salesforce の 商談一覧には以下のように登録されます。
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また、Slack には以下のようにメッセージが送信されます。 alt text


以下はエージェント作成に関するヒントです。必要に応じてご参照ください。

プリビルドツール は以下の3つを使用しています。

プリビルドツール
  • Retrieve Salesforce accounts
  • Create opportunity in Salesforce
  • Send a message in Slack


ツールを呼び出す順番や、エージェントからの質問・回答の仕方を指定したい場合は、動作ガイドライン に記載すると調整できます。
動作には、エージェントが行うべきこと、応答方法、および従うべき制限事項を指定してください。以下に参考例を記載いたします。

動作の参考例
質問・回答はすべて日本語で行ってください。

ユーザーに案件を作成したいと言われたら、必ず以下の順番で処理を実行してください。
- ユーザーにお客様名を聞き、Retrieve Salesforce accounts を実行する
- お客様名が正しいか確認し、Create an opportunity in Salesforce を実行する
- 案件を作成したというメッセージを Slack に送信する

また、ガイドラインには特定の条件下(例:あるツールの実行時)にエージェントに行ってほしいアクションや応答を指定します。 以下に参考例を記載いたします。

ガイドラインの参考例 1 - お客様名の検索がうまくいかない時

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名前:

お客様情報の取得

条件:

お客様名で検索し、お客様情報を取得する

アクション:

例えば「AA銀行」というお客様名を検索する場合、以下の形式で検索します。
"search": "Name='AA銀行'"

ツール:
Retieve Salesforce accounts

ガイドラインの参考例 2 - 案件の作成時

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名前:

案件作成時のパラメータ

条件:

Salesforce に案件を作成する

アクション:

入力パラメータは、account_ID を前の処理から引き継ぎ、その他は必須パラメータのみユーザーに質問します。
必須パラメータは、1回の質問につき1項目ずつユーザーに尋ねます。ユーザーから回答されていない値は勝手に入力しません。
stage_name を質問する際は「フェーズ」と言い、Prospecting、Qualification、Negotiation のいずれかから選択してもらいます。
ツール:
Create opportunity in Salesforce

ガイドラインの参考例 3 - メッセージの送信時

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名前:

メッセージの送信

条件:

Slack にメッセージを送信する

アクション:

メッセージには案件名と案件IDを含め、送信する前にメッセージの文面が問題ないかユーザーに確認します。
channel IDは "C08NG6VCCE7" です。

ツール:
Send a message in Slack


AIエージェントで無事にシナリオを実行できたら、最後に Salesforce で案件を作成できているか確認してみましょう。
List opportunities in Salesforce というプリビルドツールをAIエージェントに追加し、本日作成された案件リストを表形式で取得してください と入力します。ご自身で作成した案件が表示されているか確認してみましょう。
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オプション: 様々なプリビルドツールの活用

Salesforce や Slack に関連するプリビルドツールは多数用意されています。 これらのツールを組み合わせて、ご自身が使ってみたいエージェントを作成してみましょう。

参考ドキュメント:
- Salesforce プリビルドツール
- Slack プリビルドツール

オプション: 外部アプリケーションとの接続

この Lab では Salesforce と Slack を watsonx Orchestrate に接続してエージェントを作成しました。ご自身で環境作成や接続も含めて試してみたい際は、以下の Qiita 記事をご参照ください。
- Salesforce の環境作成と接続手順
- Slack の環境作成と接続手順

お疲れ様でした!

このハンズオンでは、営業支援のユースケースを想定して、Salesforce や Slack と連携したエージェントを作成しました。