複数エージェントを組み合わせてみよう!
watsonx Orchestrateでは複数エージェント間の連携も簡単に行うことができます。エージェントが連携すべきエージェントを判断し適切にメッセージを転送して処理を行うことが可能です。このLabでは、これまで作成してきたエージェントに、株価情報などを取得可能なエージェントとの連携を設定し、機能を拡張する手順を学びます。
コラボレーター・エージェントの設定
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左上のメニューを開き、ビルド > エージェント・ビルダー を選択し、これまで作成してきたXX-IBMInfoエージェントを探して開きます。
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追加可能なAgentのリストが表示されるので、yfinance_agentを選択し、右下のエージェントに追加ボタンをクリックしてください。
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yfinance_agentが追加されました。このエージェントは、2つのToolを用いて、株価や会社情報を取得可能なエージェントです。XX-IBMInfoエージェントは、このエージェントの説明を元に、必要に応じて処理をルーティングします。
エージェントの実行
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理由の表示をクリックし、ステップを展開して確認してください。おそらく、ステップ1でyfinance_agentに処理が転送され、ステップ2でToolが呼び出されて会社情報を取得しているはずです。
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<オプション>IBMとOracleの会社情報と株価を表形式で比較してと入力してどの様な振る舞いになるか確認してみましょう。
お疲れさまでした!
このハンズオンでは、複数エージェントを連携させるための設定を学び、これまで作成したエージェントに株価や会社情報を取得する機能を追加しました。