ツールキットのインストール
このチュートリアルでは、Cloud-Native Toolkitをインストールして、イメージのビルドに使用できるようにする方法を紹介します。このツールキットは、開発環境やRed Hat OpenShiftクラスターを管理する人が一度インストールするだけで、グループ全体で使用できるようになります。
インストール後は、以下のチュートリアルを参考に、ツールキットを使ったイメージ構築の方法を学ぶことができます。
- Use the Cloud-Native Toolkit to build certifiable container images from starter kits
- 既存のアプリケーションでCloud-Native Toolkitを使用してOpenShiftの認証可能なイメージを構築する
- Cloud-Native ToolkitとOpenShiftパイプラインを使って複雑なアプリケーションからOpenShift認証可能なイメージを構築する
Toolkitインストールオプション¶
Fast-Start Installオプションは、ツールキットで達成したい主な作業がイメージの作成で、すでにOpenShiftクラスタを持っている場合に適したオプションです。このチュートリアルでは、Fast Installオプションを使用して、Cloud-Native ToolkitをOpenShiftクラスターにインストールする方法を紹介します。インストールされたツールキットはOpenShiftクラスター内に完全に含まれており、built-in container image registryなどのOpenShiftサービスを使用しています。
Fast-Start Installが最適なアプローチではないと思われる場合は、他のインストールオプションをお試しください。 * Private Catalog Tiles: IBM Cloud 内の環境では、アカウント内で他のソフトウェアをインストールするのと同様に、プライベート・カタログのタイルを使用してツールキットをインストールできます。 * Iteration Zero: これは高度にカスタマイズされたインストールで、Terraformスクリプトを使用してIBM Cloud以外の環境にインストールすることもできます。
高速インストールの前提条件¶
Fast-Start Installオプションを使用するには、OpenShiftクラスタへのアクセス権があり、ターミナルでoc login
コマンドを使用してログインできる必要があります。
前提条件¶
- OpenShift クラスタへのアクセス
- クラスタの管理者権限
- OpenShift CLI (oc)が必要です。
- Bash または Zsh ターミナル(または同様のもの)。
インストール手順¶
以下の手順でFast-Start Installを行います。詳細は、Cloud-Native Toolkit Guideをご参照ください。
-
ターミナルを開きます。
-
クラスタにログインします。