基本機能の紹介

エージェント一覧

Instanaで利用できる各種エージェントの種類とその機能を確認しましょう。

公式ドキュメント:https://www.ibm.com/docs/en/instana-observability/current?topic=planning-instana-agent-types

Instanaで利用できる各種エージェントの種類とその機能を整理し、導入時の参考になるよう解説します。

!NOTE
このページは2025年6月頃の情報をベースにしています。最新のAgentを導入する場合は、必ず公式ドキュメントを参照してください。

Instana Agent タイプ一覧

ホストエージェント

サブタイプ / モード特徴推奨環境更新方法
動的 (Dynamic)起動時に最新センサーを取得し、毎日自動更新。新機能やバグ修正に迅速対応。一般的な環境自動更新(Bootstrapは手動)
静的 (Static)自己完結型。更新不可。ネットワーク制限環境向け。金融機関など制限環境手動更新(Ansible/Terraformなど)
モード:OFF監視なし。アイドル状態を通知。一時停止中のホスト-
モード:INFRASTRUCTUREホスト監視のみ。アプリトレースなし。基盤監視のみ必要な場合-
モード:APM(デフォルト)フル監視+トレース。Instanaの全機能を活用。通常運用環境-
モード:AWSAWSデータ収集に特化。INFRAに近い。AWSクラウド環境-

基本的に動的エージェントが推奨されており、静的エージェントは制限環境での利用が中心です。
モード変更は導入後でも可能です(例:INFRASTRUCTURE → APM)。

クラウドサービスエージェント

対象クラウドセットアップ方法
AWSホストエージェントをAWSモードで実行
AzureAzureセンサーの有効化
GCPGCPセンサーの有効化
IBM Cloud特殊なセットアップが必要(調査中)
AlibabaAlibabaセンサーの有効化

サーバーレスエージェント

対象サービスセットアップ方法
AWS LambdaLambda関数にInstanaトレーサー追加
AWS FargateFargateコレクターのセットアップ
Azure FunctionsAzure Functionsアプリにトレーサー追加
Google Cloud RunCloud Native Buildpackまたは手動セットアップ

Webサイト・モバイルエージェント

対象セットアップ方法
WebサイトJavaScriptエージェントを組み込み(Instana UI提供コード)
iOSアプリSwift Package ManagerまたはCocoaPods
AndroidアプリGradleプラグイン+SDK依存関係追加
React Nativenpmでパッケージ追加
Flutterpub.devからパッケージ追加
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