ロギング
概要とメリット
- Instanaは標準機能として、対応するアプリケーションのロギングフレームワーク(例:JavaのLog4j、Logback、SLF4Jなど)を利用している場合、アプリケーションログを自動的に収集し、トレースと関連付けて可視化することができます。
- これらのログは、トレース内のログメッセージ(スパンに付随するログ情報)として扱われ、メトリクスやトレースと相関付けて分析できます。
- また、ロギング・アドオンを利用することで、OpenTelemetry Collector 経由でアプリケーションログやシステムログなどの任意のログをInstanaに取り込むことも可能です。なお、OpenTelemetry Collectorによるログの取り込みには、Instanaのロギング・アドオンライセンスが必要です。
- ログをメトリクスおよびトレースと組み合わせて利用することで、障害発生時の状況把握や原因究明を容易にし、問題の早期解決を支援します。
公式ドキュメントのリンク
- https://www.ibm.com/docs/ja/instana-observability/latest?topic=capabilities-logging
- https://www.ibm.com/docs/ja/instana-observability/latest?topic=instana-logging
Instanaにおけるログの取得方法
| 方法 | 条件 | 保管期間 | リンク |
|---|---|---|---|
| 標準機能 | 対象のアプリケーションがInstanaの対応ロギングフレームワークを利用していること ログレベルが「ERRORまたはWARN」のログであること |
1年間 | Javaの場合 |
| アドオン機能 | 有償機能をご契約いただいること Instana Agentに加えてOpenTelemerty Collectorのインストールすること ログにおける各種設定をすること |
最大90日 | OpenTelemery Collectorについて |
標準機能の場合
アプリケーションのタブにおいて、各ダッシュボードにおけるログ・メッセージにて、確認可能


アドオン機能
Logsのタブより、ログの量や内容を確認可能


1年以上ログを保管したい場合
1年以上ログを保管したい場合の対策方法とメリットデメリット
| 方法 | ログ収集の仕組み | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| IBM Cloud Logs(Mezmo)などのマネージドサービスの利用 | マネージドサービスのAgent | ログ管理の可用性、堅牢性、機密性が高い IBM Cloud Logsなどの一部のサービスであれば、Instanaからシームレスに画面遷移可能 |
Instana Agentに加えて、マネージドサービス用のAgentインストールが必要 マネージドサービスの利用料金が発生する |
| OSS(Loki,Elastic Stackなど)のログ管理サーバ構築 | OpenTelemetry Collector | 安価に構築できる可能性あり カスタマイズ性 |
Instana Agentに加えて、マネージドサービス用のAgentインストールが必要 ログ管理サーバの構築および管理が必要 ツールそのものや管理方法がブラックボックスになる可能性あり |
| ファイルサーバの構築 | 定期的なシェル実行 | 安価かつシンプルに構築できる可能性あり | ファイルサーバの構築および管理が必要 ツールそのものや管理方法がブラックボックスになる可能性あり |