構成(Configuration)

ファイルの管理

ファイルの管理
最終更新: 2026/8/2

本ガイドは、2024年10月18日に公開された Using Files in Planning Analytics as a Service(英語) の内容を基にしています。
PAoC 版ガイドの「ファイル転送の設定」に相当するページです。PAaaS には FTP/FTPeS のようなファイル転送の仕組みはなく、代わりに Web UI のファイルマネージャーとデータベースストレージを使用します。
UI・手順は変更される可能性があるため、IBM の最新ドキュメントを必ずご確認ください。


概要

PAaaS でフラットファイルを利用する主な方法は次の2つです。

  • ファイルマネージャー(File Manager):Planning Analytics のデータベースストレージへのファイルのアップロードを含むファイル管理。特定のファイルから次元やキューブへデータを取り込みたい場合などに便利です。
  • TI プロセスでのアップロード:TurboIntegrator(TI)プロセスからファイルを利用します。モデラーはプロセス編集時にファイルをアップロードでき、アナリスト向けにはアップロード用のアクションボタンを用意できます。

📝 補足:IBM Docs には「Planning Analytics Workspace 2.0.95 の File manager 拡張機能(ファイル移動等)は PAW on Cloud / Local のみで提供され、PAaaS および TM1 Database 12 接続時には提供されない」旨の記載があります。PAW 2.0.x 系の新機能情報を参照する際は、PAaaS への適用可否にご注意ください。

このほか、ODBC テキストドライバー+ODBC Data Connector を使って PAaaS の外部に置いたテキストファイルを利用する方法もあります(ODBC Data Connector の構成 を参照)。

参考動画:File Management in PAaaS(YouTube・英語)(音声は英語ですが、YouTube の字幕自動翻訳機能で日本語字幕を表示できます。再生画面の「設定 ⚙ → 字幕 → 自動翻訳 → 日本語」を選択してください)


ファイルマネージャーでのアップロード手順(概要)

  1. Planning Analytics ホーム画面で Data and Models を選択します。

  1. CreateNew workbench を選択します。

  1. データベースツリーで対象データベースを選択し、コンテキストメニュー(3点リーダー)からファイルマネージャーを開きます。

  1. アップロードアイコンを選択し、ファイルをドラッグ&ドロップ(または参照で選択)して Upload します。青いチェックマークが表示されればアップロード完了です。

  1. アップロード済みファイルに対して、ダウンロード/プレビュー/削除が行えます。フォルダーを作成してファイルを整理することもできます。


TI プロセスでのファイル利用(概要)

ロールによって手順が異なります。

モデラー/管理者:TI プロセスの作成

  1. Data and ModelsNew workbench → データベースツリーで対象データベースを展開します。
  2. Processes を右クリック → Create process でプロセスを作成します。
  3. Data source で「File」を選択し、Select file からファイルマネージャー上のファイルを選択します(データソースにはキューブやデータベース接続などの選択肢もあります)。

4. スクリプトに取り込みロジック(次元・キューブへのロード等)を記述し、保存します。 5. パラメータータブに変数を定義し、スクリプトと組み合わせることで、実行時にアップロードされたファイルを受け取る構成にできます。

アナリスト:アクションボタンによるアップロード

  1. モデラー/管理者が、ブックにアクションボタンウィジェットを配置します。
  2. ボタンのプロパティで Run Process を有効化し、対象データベースとプロセスを選択のうえ、「Allow file upload」にチェックを入れて保存します。

  1. アナリストがボタンをクリックすると、ファイルアップロードのプロンプトが表示され、アップロードとプロセス実行(データロード等)が行われます。

REST API によるファイル管理

Planning Analytics Workspace の REST API を使ってファイルの転送・管理を自動化することもできます。
参考:

© 2026 IBM Corporation. Licensed under CC BY 4.0.