IBM Confluent Cloud

Onboarding Guide
最終更新: 2026/8/13

本ガイドは、IBM 公式サイト(ibm.com / IBM Support)、Confluent 公式ドキュメント(docs.confluent.io)、および Confluent Cloud Console での実機確認をもとに作成されています。
IBM Confluent Cloud は継続的にアップデートされるため、UI 表示、メニューの配置、設定項目、操作手順、機能の提供状況などが変更されている可能性があります。
手順や画面が本ガイドと一致しない場合は、IBM および Confluent の最新ドキュメントを必ず参照し、最新版に沿った対応を行ってください。


IBM Confluent Cloud のオンボーディングプロセスは、以下の4つの領域に分かれています:

それぞれのステップに関する情報、ガイド、参考リンクについては、該当するリンクを選択してください。


IBM Confluent Cloud とは

IBM Confluent Cloud は、Apache Kafka の原作者らが設計した、フルマネージドのデータストリーミングプラットフォームです。IBM は 2026年3月17日に Confluent, Inc. の買収を完了し、Confluent は IBM の一員となりました。リアルタイムに発生する業務イベントを収集・処理・統制し、アプリケーション、分析基盤、AI エージェントへ届けるための基盤を提供します。

  • Stream — クラウドネイティブな Kafka エンジン(KORA)。負荷に応じて自動的に伸縮します
  • Connect — データベースや SaaS アプリケーションと接続するフルマネージドコネクター群
  • Govern — Schema Registry、Stream Lineage、Stream Catalog などのストリームガバナンス
  • Process — フルマネージドの Apache Flink および ksqlDB
  • Tableflow — Kafka の Topic を Apache Iceberg / Delta 形式のテーブルとしてデータレイクに公開
  • Confluent Intelligence — Streaming Agents、Real-Time Context Engine など AI 向けの機能群

参考: IBM Confluent 製品ページ


【重要】ご利用前に必ずご確認ください

本ガイドの中でも、日本のお客様に特に影響が大きく、導入前に把握しておくべき事項が3点あります。

1. 技術サポートの提供言語は US English のみです

IBM Confluent の技術サポートは英語での提供となり、日本語でのサポートは提供されていません。また、問い合わせ窓口は IBM Support ではなく Confluent Support Portal です。さらに、新規 Organization の既定プランは Free で、技術的な問い合わせには有償サポートプランへの加入が必要です。詳細は サポート窓口と問い合わせ方法 および サポートプランを選択する をご確認ください。

2. あとから変更できない設定があります

クラスタータイプの変更(Basic から Standard へのアップグレードを除く)、Stream Governance の Advanced から Essentials へのダウングレードは、いずれもできません。設計段階での検討が必要です。詳細は クラスタータイプを選択する および 環境と Stream Governance を設定する をご確認ください。

3. 従量課金のためガードレールの設定を推奨します

IBM Confluent Cloud は消費量ベースの課金で、クラスターは負荷に応じて自動的に拡張します。最大 eCKU やクライアントクォータを設定しておくことで、想定外の費用が発生するリスクを抑えられます。詳細は コストのガードレールを設定する をご確認ください。


本ガイドの対象読者

役割主に参照する領域
契約・管理者1. 契約とアカウント
プラットフォーム担当2. 初期設定
アプリケーション開発者3. 利用方法
運用担当4. サポートと運用

前提知識として、Apache Kafka の基本概念(Topic、Producer、Consumer、Partition、Consumer Group)と、利用するパブリッククラウド(AWS / Microsoft Azure / Google Cloud)の基礎知識があることを想定しています。

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